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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

H&Mが試験的にレンタルサービスを開始

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H&M」が、11月末に新装オープンするストックホルムの旗艦店で「衣類レンタルサービス」のトライアルを行うことを発表しました。

商品はサステナブル素材を使用したCONSCIOUS EXCLUSIVEラインの中から選択可能だそうです。

このところファストファッション企業もサスティナブルへの取り組みを強化していますが、こちらもその一環です。

レンタルはまさに究極のサスティナブルとまでは行きませんが、合理的であるのは事実。

この試みで同じくサスティナブルな取り組み始めているZARAと少しでも差別化を図りたいという思惑も透けて見えます。


日本では一般の消費者への浸透具合はイマイチながら海外ではサスティナブルな取り組みをしている企業かどうかで商品を選ぶ人も出てきている模様。

今後はこのサスティナブルかどうかが商品を選ぶ判断基準になる可能性が大。

裏を返せばこの取り組みをしていない企業は淘汰されていくことすらあり得るかもしれませんね。

アパレル業界も自戒を込めて地球とともに生きること真剣に考える時期なのかもしれません。