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米バーニーズニューヨークが破産申請後、231億円の資金調達

アメリカの高級百貨店チェーンのバーニーズニューヨークが現地時間5日深夜に破産申請をした問題で、米バーニーズニューヨークは8月6日深夜に役231億円の資金を調達したと発表しました。

詳しくは下記に添付する記事をご覧ください。

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昨日からファッション業界的をざわつかせているニュースですが、ひとまず資金調達はできたようで、閉店とされていた店もなんとかなったのかな?

日本でもそうですが、百貨店というビジネスモデルの転換期にきていると肌で感じるニュースです。

単に話題のブランド、高級品を並べてお客を待っている受け身のビジネスはこれからの時代は厳しい。

特に今はファストファッションやEコマースの台頭もあり、ファッションのリアル店舗は厳しさが増しています。

日本では地方の百貨店が続々と閉店している今日この頃ですが、従来の百貨店の枠組みから飛び出していけるかがこれから百貨店業界が向き合っていく課題です。

ただ元を正せば、百貨店の発祥は呉服屋。(もちろんそれ以外もありますが)

呉服というこれから需要が減るであろうビジネスからうまく転換できたことで、百貨店というビジネスモデルを構築し、その転換を図れた企業が生き残れたのです。

今度もまた新しいビジネスモデルにうまく変革していけるか、各百貨店の正念場であり、その変革ができない百貨店はいずれ淘汰されていくのでしょう。


なお、日本ではセブン&アイホールディングスの傘下になっており、資本関係がないため営業には支障はありません。


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