消費者が使ってから決める「あと値決め」エアークローゼットが試験導入。
あと値決めは、サービスや商品の利用および体験後に消費者が自ら価格を決定し支払うことができる後払い決済のオプションサービスなんだそうです。
事前に代金は払わず、サービス後に消費者が満足度に応じて支払う金額を決定するそうですが、ちゃんと最低設定価格はあるそうです。
とはいえこれ、企業側にメリットあるのでしょうか。
エアークローゼットとしてはとにかくサービスを使ってもらわないとということなんでしょうけど。
サブスクリプションが社会のトレンドの現在、ファッションにもその波は訪れ、ファッションレンタルのサブスクリプションで名を挙げているのが、今回のエアークローゼットとストライプインターナショナルが運営するメチャカリです。
ストライプインターナショナルはearth music&ecologyなど低価格のカジュアルウェアを展開している会社です。
なのでメチャカリもレンタルできる服は比較的カジュアルで安価なものが多く、一方エアークローゼットはプロのスタイリストが選んでくれた服をレンタルし、メチャカリに比べるとやや高品質なアイテムを借りられます。
どっちも一長一短ありそうでお互い市場はあまり被ってはいないとは思うのですが、ファッションのサブスクリプション自体がビジネスとして今後成り立つかどうかはやや疑問ですし、今回は話題を欠かさないための一手といったかんじでしょうか。
ベンチャーはこういったメディア戦略も必要ですしね。
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