KENZO 2020SS
本日はウンベルト・レオンとキャロル・リムが手掛けるラストシーズンとなるケンゾーです。
オープニングセレモニーの創始者であるウンベルトとキャロルがクリエイティブディレクターに就任以降、たしかに一大トレンドを巻き起こしたケンゾー。
今回のコレクションを持って惜しまれつつも退任です。
そんな二人のラストコレクションを見ていきましょう。
コレクションはメンズ&レディースで、前半がメンズ、後半がレディースといったランウェイ構成でした。
ここではメンズにフォーカスさせていただきます。
今までのケンゾーらしいカラフルで遊び心溢れるカラーリングがラストも変わらずお目見え。
また特徴的だったのはケンゾーの創設者高田賢三氏へのオマージュなのか、日本画をそのまま表現したトップスが登場したことです。
ただその他は新鮮に映るものはあまりなく、デザイナー交代も致し方なしかと思う部分も。
就任以降虎や眼のモチーフをはじめケンゾーブランドをもう一度世界中に浸透させた功績は讃えられてしかるべきです。
ただこの数年はややマンネリ化していたと感じるのは私だけではないはず。
ケンゾーと2人がお互いに前に進むためにもこのデザイナー交代は良いことなのかもしれません。
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