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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

JIL SANDER 2020SS

本日はルークメイヤー夫妻が手掛けるジルサンダー

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ストリートの流れはコレクション的にはだいぶ落ち着いてきている中、ストリートの代名詞シュプリームのヘッドデザイナーだったルークが手掛けるジルサンダー

下手を打つと退任なんてことにもそろそろなりそうですが、今季のコレクションはいかに。


結論から申し上げますと、まだ余裕で大丈夫です。笑

ジルサンダーは夫妻でクリエイティブを手がけているためか、ジルサンダーが持つミニマムさに、適度なコンテンポリーな雰囲気と機能美が同居しています。

今季もまさにそうで、ミニマムなんだけどミニマムすぎない絶妙なところをデザインとして表現していると感じました。

シルエットも縦長であり、パンツは比較的細身で、ワイドパンツでストリートっぽく落とすスタイリングもほぼありません。

あとルーク夫妻が手掛けるようになってから鞄が非常に良いです。

今回も極小のハンドバックやシンプルながら上質さを感じるトートバッグ、またサンドバッグのような巾着バッグなど、どれをとっても逸品です。

ラグジュアリーブランドの鞄を好む人は多いので、鞄で当たりをつけれると強いですよね。

本当にジルサンダーに関してはブランドのアイデンティティとルーク夫妻のクリエイティブがちょうどいいバランスで調和されておりどちらの長所も発揮されていると感じます。

最近は以前にも増して目にする機会も多いですし、この勢いはまだまだ続きそうです。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/jil-sander/mens/2020ss/