PALM ANGELS 2020SS - collectionreport

本日はこの最近急速に販路が広がったと感じるパームエンジェルスです。

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パームエンジェルスは2014年にイタリアにてフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)にてスタートした新進気鋭のブランドの一つです。

デザイナーのフランチェスコはフォトグラファーそしてモンクレール(MONCLER)のアートディレクターとしても活躍する多彩な人物です。

そのフランチェスコがロサンゼルスを訪れた際、西海岸のスケーターカルチャーに感銘を受け立ち上がったのがパームエンジェルスで、その影響からストリートカルチャーがふんだんに盛り込まれたストリートとモードのクロスオーバースタイルを得意とします。

まさに「今」の時代に合ったブランドと言えます。

個人的には今季のコレクションは好印象。

変にストリート感を前面に押し出してくることもなく、リラックスした雰囲気です。

特に目についたのが、花柄と蝶柄。

ハイビスカスのような花をプリントしたトップス、パンツが数多く登場し、そのほかにもブーケのようなものをモデルたちが首からぶら下げています。

そしてなんといっても今回は蝶柄。

複数の蝶柄を前面にプリントした可愛げのあるものから、潔く一匹をトップスの中央に配置したもの、ワンポイントロゴのように蝶柄をポイント使いしたものなども多数蝶柄が登場します。

他にもダウンウェアを半袖で仕立てたトップスなどやや奇をてらったものもありました。

全体的に見ると掴みづらいコレクションでしたが、今流行りの単なるモードストリートみたいなコレクションでないことは好印象でした。

まあそれでも今後も街で見るのはデカデカとロゴが付いたものがほとんどなんでしょうけど、、、、

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