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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

VALENTINO 2020SS

本日はヴァレンティノです。

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前シーズンはアンダーカバーとのコラボを披露し、話題となったヴァレンティノ。

個人的にはここ最近(ピッチョーリが単独でクリエイティブ ディレクターを務めてから)のヴァレンティノはピンときていないのですが、今回はいかに。

 

今回も存在感のあるグラフィックや目立つ迷彩柄、ロゴを随所に散りばめたようなデザイン。

悪くはないんですけど、グラフィックデザインに、オーバーサイズ、足元はダッドスニーカーと言わばここ数年続くラグジュアリーストリート。

もうこういったのは、off-whiteやヘロンプストンなんかでこちらはお腹いっぱいで、ヴァレンティノという歴史あるメゾンは無理にトレンドに迎合する必要は無いと思います。

キウリと2人で組んでやっているときは、メゾンならではのラグジュアリー感を残しつつ、上品でリラックスした雰囲気が漂っており他のブランドには出せない香りを出していたと思っています。

その独自性がブームとなっていた一因だと私は思うわけです。(2015年付近に流行ったと個人的に思っている)


単なるトレンドを取り入れた高いだけのストリートウェアの提案はもういりません。

再度ヴァレンティノというブランドと向き合い、方向性を考えて欲しいと思います。


全ルックはこちら

https://www.fashion-press.net/collections/silhouette/11402