OAMC 2020SS
本日は日本のモード系セレクトショップでは定番になりかけているオーエーエムシー。
ちなみに先日シュプリームとのコラボも発表し、話題にもなっていましたね。
デザイナーのルークメイヤーら元々シュプリームのヘッドデザイナーを務めたストリート畑出身のデザイナーですが、ジルサンダーを兼任するようになってから徐々にデザインに変化が見られます。
設立当初はモダンでありながらも、ストリート、ワークの要素をうまく取り入れたデザインが特徴なイメージでしたが、去年の秋冬くらいからミニマルなデザインが多く、今季は特にその傾向が強く反映されています。
シルエットは比較的オーバーサイズですが、グラフィックやパーカーなどストリートを強く反映させたものはほとんど登場しません。
代わりにゆったりとしたアウターやジャケット、コーチジャケットなどシンプルかつ美しいシルエットのトップスたちがランウェイを闊歩します。
さらにシンプルな中に色使いがカラーブロックになっていたり、上品なチェックやストライプのアイテムなど、ルークならではのアプローチも随所に見られます。
そしてトップスとパンツのバランス感が素晴らしいです。
このトップスにはこのボリュームのパンツしかない!という組み合わせを毎回完璧にやってくるイメージです。
OAMCが他のストリートを背景に持つブランドとの決定的な違いはそこにあると考えています。
もうルークメイヤーには元シュプリームという肩書きは必要ないかもしれませんね。
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