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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

UNITED STANDARD 2020SS

本日は2015年にスタートしたブランド、ユナイテッドスタンダードです。

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デザイナーはジョルジオ・ディ・サルボ(Giorgio Di Salvo)。

ジョルジオ・ディ・サルボはもともとグラフィックデザイナー、アートディレクター、フォトグラファーとマルチに活躍し、更にDJとしても多くファッション関係のパーティに参加しており幅広い交友関係を持ちます。

そのためかコラボも多いブランドとして知られており、有名どころだとoff-whiteなんかとコラボもしています。


まあ今時よく見る経歴ではありますが、時代がこういった流れですからね。

デザイナー1人と圧倒的な才能でデザインやブランドを率いるというよりは、横の繋がりなんかを活かして、これやってよ、これやろうよ、と自分と他人を掛け算してクリエイションしていくのが今のファッション業界全体の流行だと私個人は考えています。

日本人だと藤原ヒロシNIGOなんかがそうですよね。

この流れがいつまで続くのかは分かりませんが、まだここ何年かは主流であり続ける気はします。

またこういうのを見ていると、モード界含めファッション業界というのが、どんどん開かれているとも感じます。

いい意味でも悪い意味でもファッションというものに参入する障壁が低くなっています。

デザイナーは必ずしも服作りを専門で学んでなくてもいいし、逆に学ばずに他で得た経験や知識を服を作ることに活かすという新しいデザイナーの形が出来てきていますよね。

 

前置きが長くなりましたが、、、

コレクションは、控えめなoff-whiteやん!てちょっと思ってしまいましたが、失礼ですね。笑

まあこの手のデザイナー特有のストリート感があるコレクションで、非常に今っぽい。

派手なグラフィックとか蛍光色の仕様とか、ナイロンっぽい素材の使用とか、ストリートヘッズに受けそうな感じです。

別に私こういうのも嫌いではないですからね。笑

ただ数年後どこか残っているのかなとも思ったりします。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/united-standard/2020ss/