PHIPPS 2020SS
本日はフィップスです。
フィップスはサンフランシスコ出身のデザイナー、スペンサー・フィップスによって2018年に設立されました。
設立から約1年でパリコレの公式スケジュールに割って入るのはもちろんすごいことです。
そしてその特徴はなんといってもサスティナブルなウェアの提供を標榜していること。
サステイナブルなモノづくりは近年のトレンドの一つなので(決して一過性のトレンドであってはならないのですが)、そこまで珍しくありませんが、フィップスの場合はサステイナブルなモノづくりをブランドの核にしていることが注目を浴びている所以です。
デザイナースペンサー・フィップスは名門パーソンズを卒業後、マークジェイコブス、ドリスヴァンノッテンでメンズウェアを手がけていたのですが、そこで真に環境に配慮し、なおかつスタイルがあるブランドがないことに気づき自らブランドを設立しました。
まさにブランド設立の根幹にサステイナビリティがあるわけです。
サステイナブルなモノづくりに関しては、物を見たり実際に説明を受けないと分からないのでなんとも言えませんが、コレクションのテーマは今回はウェスタンスタイル?
やたらとモデルがテンガロンハットを被っているのが目につきました。
またスタイリングもバンダナを巻いてウエスタンシャツを羽織っていたりします。
その他にもストリートっぽいスタイルやジャケットスタイルなんかも登場するのですが、ブランドのデザインの世界観はイマイチ分からず、、、
ただ一つ、世界1の消費大国のアメリカ出身のデザイナーが、ここまで環境保全に配慮したブランドをやっているとは皮肉めいてるなと思いました。
または消費大国だからからもしれないですね。
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