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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

BODE 2020ss

本日は2016 年のブランド設立後、一年も経たずに、メンズのニューヨークファッションウィークでコレクションを発表した初の女性メンズウェアデザイナー、Emily Adams Bode(エミリー・アダムス・ボディ)が手がける、ボディ(ボーディ、ボードとも呼ぶらしいです。)

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そんな早くからその才能をファッション業界で見出されたエミリーはアトランタ出身。

あの名門校の一つパーソンズを卒業し、そこから一年も経たぬうちに先述の通りニューヨークにてコレクションを発表しました。

アンティークの生地やパーツを使ったハンドワークで作られる、どこか温かみがありながらも、個性的なデザインが魅力のブランドです。

「手仕事の美しさをリスペクトし、それに新しい命を与える」というのがコンセプトなんだそうです。


コレクションはヴィンテージテイストの中に遊び心のあるデザインで構成されています。

例えばBODEと大きくロゴの入ったトップスの下に合わせているパンツには、なにやら籠を運ぶ人たちや船の刺繍が。またその他にもシンプルな開襟シャツの袖には砲丸投げをしている人が描かれていたりと少しクスリとするようなデザインが随所に見られます。

さらにヴィンテージの生地を使用しているからでしょう、ストライプやチェックをはじめとした柄も現代にはないような配色のものが多く個性的です。

コンセプトに掲げるハンドワークによる細かな装飾も、コートに取り付けられたスタッズや複雑な網目のニット、精密な刺繍などから垣間見ることができます。

ヴィンテージなんだけどモード、そんな感じのブランドだと感じましたね。


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