FENDI 2020SS
本日はフェンディ。シャネルとともにカールラガーフェルドを思い浮かべる人も多いかと思いますが、カールはレディースのデザイナーでしたので、このコレクション自体に影響はありません。
ちなみにメンズ部門のデザイナーは創業者アドーレ・フェンディの孫であるシルヴィア・べントゥリーニ・フェンディです。
フェンディほどのブランドの歴史を語り出すとキリがないので本日はブランドの紹介は割愛します。
今期のフェンディのコンセプトは「戸外」。つまり屋外です。
まずそれを象徴するかのように会場には木々が生い茂るミラノのヴィラ・レアーレ庭園が選ばれ、その庭園の中をモデルたちが軽快に歩きました。
またデザイナーシルヴィアも大好きだというガーデニングにちなんだルックも数多く登場します。
例えばファーストルックではカーキのジャンプスーツにバケットハット、そこに手袋と手にはガーデニングバックという出で立ち。
そのほかにもカーキやグレージュなどのアースカラーを基調としたガーデニングのユニフォームのようなルックが並びます。
個人的にはその合間に見える軽快なリゾートスタイルやセットアップスタイルが非常に響きました。
リゾート感のある軽やかで軽快な雰囲気を纏いながらも、それでいてラグジュアリーさを失わないバランス感覚はやはりさすが老舗といったところです。
そしてなによりもコレクションの写真からもコレクションの心地よい雰囲気がこちらにも伝わってくるさわやかなコレクションでした。
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