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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

Bianca Saunders 2020SS

本日は相変わらず若手ですが、ビアンカサンダースです。

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デザイナーのビアンカサンダースはロンドン生まれのデザイナーで、メンズウェアのデザインを手がけていますが本人は女性です。

そして気になる出身大学は、ロイヤルカレッジオブアートでした!

セントマーチンズじゃなかったですね笑

ブランドはストリートをはじめとしたカルチャーとテーラーをミックスした独自のスタイルが特徴とされています。


コレクションはプレゼンテーション形式で発表されましたが、どのルックも男性デザイナーが作るそれとは一線を画していると言って良いものだと思います。

まず、どのルックも柔らかさや優しさを感じます。

コレクションはジャケット、コート、シャツをメインに構成されているのですが、これを一般に男性デザイナーが作ると構築的なものだったりデザインに走りがちになりますが、ビアンカサンダースは異なります。

パンツの裾にさりげなくスリットが入っていたり、シャツのパターンも全体的に細身のパターンでありながら、アームホールがゆったりしていることで見え方に余裕ができるなど細部にレディースライクな仕掛けがしてあり、それが前述のソフトな印象につながっている気がします。

またそれとは対照的に男性自らをセクシーに見せるシースルーアイテムやタンクトップも登場しており、ビアンカサンダースが描く新たな男性像をコレクションを通して垣間見ることができました。


とりあえず今までのロンドンコレクションの若手の中では1番ピンときたかもです!

要注目です!!


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/bianca-saunders/2020ss/