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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

ANGUS CHIANG 2019-20FW

今回はアンガスジャン。

テーマは「BACK AT ONE」だそうです。

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独自の世界観を持ったブランドです

 

やはり今回もプロフィールから。

以下ANGUS CHIANG ホームページのブランドプロフィールからです。

和訳しているのでもし間違ってたらすみません。


2015年に設立されたANGUS CHIANGは、台湾の文化をデザインの参考にしながら、現代的でジェンダーに中立的なスタイルを支持するブランドです。デザイナーならではの審美性とユーモアのセンスが洋服に溶け込み、台湾のファッション文化に新たな命を吹き込みます。

Angus Chiangは2013年にShih-Chien大学を卒業しました。彼の卒業作品「Sailing to the Moon」は台湾を代表してロンドン卒業式ファッションウィークに参加し、他の20のグローバルトップファッションの中で2013年国際ショーアワードで優勝しました。デザイン学校2017年には、ブランドの第3秋冬コレクション「Prom King and His Flowers」が発表され、アンガスはファッション業界で最も影響力のあるイベントの1つであるLVMH賞のトップ21ヤングファッションデザイナーにノミネートされました。

同年、4回目のコレクション「彼女と彼らの赤い唇」を発表し、アンガスはパリのメンズファッションウィークに参加し、彼のブランドの精神を引き継ぎ、作品のデビューを続けました。

 


台湾出身のデザイナーというのも珍しいですよね。LVMHプライズにもノミネートされているということで将来を嘱望されているデザイナーには違いなさそうです。

コレクションですが、プロフィールにある通りジェンダーレスなアイテムが並びます。可愛らしい柄のものも多く、それを男性に着せることでフェミニンな印象を受けます。

また欧米のデザイナーの発想にはなさそうな色使いやデザインも魅力の一つです。

時折登場する竹笠はややステレオタイプな気もしますが、逆にその古典的なアイテムに現代的な洋服を合わせることにより独自の世界観を作り出すことに成功しているともとれます。

課題としてはこれをどうタウンユースに落とし込みビジネスとして成立させるか、ですね。

オープニングセレモニーとかセレクトとして好きそうな感じですね~。

 


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/angus-chiang/2019-20aw/