collectionreport

5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

NAMACHEKO 2020SS

本日は大注目ブランドナマチェコです。

f:id:collectionreport:20191003232456j:imagef:id:collectionreport:20191003232501j:imagef:id:collectionreport:20191003232505j:imagef:id:collectionreport:20191003232509j:imagef:id:collectionreport:20191003232512j:imagef:id:collectionreport:20191003232517j:imagef:id:collectionreport:20191003232520j:image
ポストラフシモンズやポストミウッチャプラダとも言われ、さらにドリスヴァンノッテンやシャネルなどのデザイナーズブランドの生産を請け負う工場の目に留まりサポートも受けているというまさに業界大注目のナマチェコ

クルド人兄妹のDian LurrとLezan Lurrが2015年に設立。兄のDianがデザインを担当し、妹のLezanが経営面に携わっています。

デザインを担当するDianはアートに造詣が深く、そこから着想した独自の世界観が特徴の1つです。

では早速今季のコレクションに移りましょう。


印象的な帽子を被ったルックから幕を開けた2020SSのランウェイ。

前回のAWはかなりアーティスティックなルックが多かった印象ですが、今季はそういった部分はややフェードアウト。

比較的シンプルでモダンなアイテムが多いですが、その中でもカラーやちょっとした技法で「違い」を出してきます。

例えば、シャツにレイヤードされたベストやTシャツは裾の部分が異なるカラーの布地でこちらもレイヤードされているように見せていたり、中盤に多く登場するジャケットはラペルが二段になっていたり、印象的なポケットが付いていたりとギミックがたくさんのコレクションピースがランウェイを彩ります。

また最終盤にはニットにカラフルなゴムバンド?をこれでもかと取り付けた現代アートにも近しいアイテムが続けざまに登場し、インパクトを残しました。


すでにドーバーストリートマーケットや複数の好感度セレクトショップで見かけるナマチェコ

今後日本でも広がりが楽しみです。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/namacheko/2020ss/