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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

ANREALAGE 2019-20FW

本日はパリに続いて東京でもコレクションを発表したアンリアレイジ。

パリではウィメンズのみだったショーが東京ではメンズも登場しました。

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先のパリコレクションではトレンチコートやTシャツ、ニットなどをビックサイズで製作するという新しいアプローチでコレクションを発表しました。

続く東京でもシーズンテーマ「DETAIL」に沿って定番アイテムを拡大したピースを発表。また東京ではメンズも登場し、どちらかというと同じテーマでメンズをどう見せるかというコレクションだったかと思います。

メンズではビックサイズが一つトレンドなので、一見すると流行のストリートウェアのルックに見えますが、服だけでなくボタンや装飾などを含めてビックサイズで仕立てているため、単純に流行だけでは片付けられないものに仕上がっております。さらに単純に全て大きくするのではなく袖丈や着丈などはあえて短く仕上げたりとメンズウェアに対するデザイナー森永氏の美学が細かい部分から見て取れます。

これはアンリアレイジが掲げる「神は細部に宿る」に通じるものでしょう。

 

森永氏は以前テレビの情熱大陸で「服で人々を驚かせたい。」というニュアンスのことを語っていましたが、設立から15年、その情熱は衰えるどころか増すばかりのようです。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/anrealage/tokyo/2019-20aw/