LOUIS VUITTON 2020SS
今日はパリコレメンズ2回目の登場ヴァージルのルイヴィトンです。
ところで先日ヴァージルが体調不良のためレディースのパリコレクションに出席しないことを決めていました。
デザイナーなんていうのはそもそもが激務で、最近は兼任なんてしてる人もいるもんだから、そりゃもうですよね。
さらにヴァージルはナイキやイケアとコラボしたりアートやったりとそのプロジェクト数は半端じゃないので、体調不良と言われても驚きませんが、大事はとってほしいものですね。
あとは根本の問題として、ファッション業界の過密すぎるスケジュールが横たわっているわけですが、これはまた別の機会に。
off-whiteはやや酷評気味になってしまいましたが、ヴィトンの方は個人的に好きな方ではありました。
ストリートテイストはあれども、その中にも端正で上品なルックが多く、新しいヴィトン像をヴァージルなりに描こうとしていたのかなと感じました。
色使いも派手なネオンカラーやビビットな色は少なく、優しく淡い色使いが多く、それが逆にヴァージルらしくなくて好感。
あとはモチーフとして気になったのは花とカバンを装着したハーネス(ハーネスといっていいのやら)。
花はプリントだったり、モデルが実際に手に持っていたり、花柄のテキスタイルが幾重にも重ねられたアイテムであったりと随所に登場します。
ハーネスはよくわかりません笑
ただショーのラストに持ってくることでインパクトはかなりありました。
こういった構築的なアプローチはヴァージルが建築を学んでいたことからの発想なのでしょうか。
とにかく色々と物議を醸したoff-whiteのショーに比べ好感が持てるショーで安心しました。
ヴァージルゆっくりお休み下さい。
全ルックはこちら
https://www.fashionsnap.com/collection/louis-vuitton/mens/2020ss/