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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

FACETASM 2020SS

本日はすっかりパリコレのイメージも付きましたファセッタズムです。

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個人的にファセッタズム好きです。

色々詰め込んで詰め込んでいい意味でのゴチャッとした感じが日本出身のデザイナーっぽくて。

ただ今季は分かりやすいごちゃっと感は少なくて、比較的統一性があるコレクションだったと思います。


今季のコレクションは前後半に分かれます。

前半はリーバイスとコラボをして発表したデニムを中心としたコレクション。

こちらはデニムという普遍的なアイテムをいかにファセッタズムというフィルターを通して表現するかを試みたものであると思います。

ファーストルックのデニムセットアップに異様なまでにフリンジをつけたものや、デニムパンツのボタンフライの位置を意図的にずらしているもの、変わった形のデニムベストまでファセッタズムらしいウィットに富んだデニムアイテムが展開されました。


後半はベースは白と黒のモノトーンのコレクション。

ベースはモノトーンのながらファセッタズムらしいロゴを施したものやハンドメイドらしいコラージュやレースをあしらっており、モノトーンであるが故にその装飾が際立つ仕掛けに。

また得意とするストリートファッションらしいオーバーサイズのアイテムが登場するのですが、今期は随所にレースやシルエットがややレディースライクに仕上がっており、今の時代らしいジェンダーレスな雰囲気を纏っていました。


相変わらず毎シーズン違ったアプローチでコレクションを発表するファセッタズム。

そのクリエーション力に毎回驚くばかりです。

あとモデルが全員銀髪だったんですけど、これも意味があったのかな。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/facetasm/2020ss/