ミラノ・メンズ・コレクション 2020SS 総括
昨日のジョルジオアルマーニにて2020年春夏のミラノコレクションが終了いたしました。
そこで少しだけ感じたことなどを。
まず今回ミラノコレクションの主軸であるプラダの不在ということもあり、インパクト不足という声を聞きましたが、個人的にはそんなことはなかったと思っています。
たしかにプラダのほかにも、MSGMやN°21も不参加となり一時流行を引っ張っていた勢いは衰えているかもしれません。
ただGIORGIO ARMANIやETRO、FENDI、MARNIなどまだまだ世界的に影響力の高いブランドが完成度の高いランウェイを披露しました。
またPALM ANGELSやMARCELO BURLON、SUNNEIなど徐々にその実力を認められているブランドの参加もありましたし、日本のBED J.W. FORDやジェンダーレスにフォーカスしたEDITHMARCELなど個性ある若手の参加も目立ちました。
私個人としては、ミラノはこれでいいのかなと。
プラダなどの不在は痛かったとは思いますが、伝統と革新がいい具合に混じり合ってコレクションスケジュールが構成される、このバチバチの最先端じゃないのがミラノコレクションの魅力の一つだと思います。
とそんなわけで、明日からは服飾の最先端、パリコレクションに突入です!