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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

dunhill 2019-20FW

引き続きイギリスファッションの雄dunhillをみていきます。

 

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一目で上質なものと分かる仕立て

 

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レザーアイテムもカッコいい

 

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ややパワーショルダー気味


正直申し上げますと、dunhill自体に馴染みがなくコレクションを見るのは初めてです。

以前スーツを買う際候補の一つにしたことはありますが、結局別のものを買ってしまった経験はあります。笑

そんなdunhillの独断と偏見のイメージは、堅い、スーツ、ダークトーン、小物がイカしているというもの笑

コレクションを見てみると、ざっくりとではありますがイメージ通り。 

メインでお目見えするのはやはりジャケットやスーツ。しかしそこはやはり老舗ブランド、写真からも上質なことが伝わってきます。色のトーンも最小限に抑えることでより素材の上質感が伝わってきます。

ショルダーはやや角ばっていてパワーショルダーまではいかないものの、肩の強調によりただのジャケットやスーツとは一線を画しています。

レザーアイテムも複数登場し、レザージャケットやカバンなどはどれもdunhillの歴史の重みを感じさせます。

 


個人的な話ですが、ファッションブランドは二つあって、攻めるブランドも守るブランドとあると思っています。

攻めるブランドとは常に挑戦的な姿勢で服を作り続け、消費者についてこれるかな?と問い続けるブランド。

守るブランドとはそのブランドが持つアイデンティティを守り、今まで描いてきたブランド像を常にアップデートしていくブランド。

dunhillの場合は後者であり、コレクション自体にトレンド性やサプライズは少ない。けれどもdunhillというブランドの歴史の重みを常にその時代に即して表現する。

そう言った意味でこのコレクションは大変評価できるものであると思います。

 


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/dunhill/2019-20aw/

 


ではでは