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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

ケリングがモンクレール買収を検討か

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LVMH、リシュモンとならぶファッション業界最大手のコングロマリットのケリングが今度はモンクレール買収を検討しているそうです。

ケリング側からのコメントはありませんが、モンクレール側は現段階で具体的な案は出ていないとしながらも、話し合いについては認めています。


先のLVMHのティファニー買収の次はケリングですか、というのが個人的な感想。

またか、と。

というよりティファニー買収の動きがあったからこそのこの動きかもしれませんが。


ケリング自体はGUCCI、サンローラン、バレンシアガなどを擁しており近年は堅調に業績は推移しています。

しかし非常にGUCCIへの売り上げ依存度が高いことは指摘されています。

今回はその依存度を少しでも減らせれば、といったところでしょう。


一方モンクレールは従来の定番的なダウンに加え、最近はモンクレールジーニアスというデザイナーとの協業ラインもローンチし好評。

売り上げも右肩あがりのようです。


お互いにメリットはありそうなので、実現の可能性は十分にあると思いますが、やっぱりこれからは大手資本の傘下にならないとやっていけないとなると少し複雑な気分になります。