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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

Nobuyuki Matsui 2019-20FW

本日は松井信之氏が手がけるNobuyukiMatsuiです。

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デザイナーの松井信之氏は高校卒業後

心理学を学ぶため渡英しますが、現地のアートなどに影響を受けて洋服の製作を始めます。

その後JWアンダーソンなどの出身大学であるロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに入学し、在学中に若手デザイナー向けのコンテストで受賞などもしております。

その後は若手メゾンで経験を積み、日本に帰国。

2016年よりブランドを始動させます。

初めはビスポーク(オーダーの意味)をメインに活動しておりましたが、2018年からプレタポルテにも参加しています。


今回のテーマは、緩衝材(Air-cushion)。これはアマゾンファッションウィークのアマゾンからインスピレーションを得たそう。

またコレクション会場の床には緩衝材がびっしりと引かれていました。

コレクションはテーマ通り緩衝材を至る所に詰め込み、いびつな形のアイテムを発表。

初めてコレクションを見たときの違和感はこの緩衝材によるものでした。

一見するとよく見るコレクションブランドっぽい仕上がりなのですが、どこか違和感を感じたのです。

そういったことを狙ったかは分かりませんがアプローチとしては面白いと思います。

またビスポークをやってきただけあり服本来のシルエットが綺麗です。

実験的なアプローチをしてもすんなりとスタイリングがハマるのはこういった理由もありそうです。ちなみに今年度のTOKYO FASHION AWARD 2019にも選ばれております。今後に注目ですね!


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/nobuyuki-matsui/2019-20aw/