collectionreport

5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

beautiful people 2019-20FW

本日は設立から着実にファンを増やし、その名を不動のものにしつつあるビューティフルピープルです。

f:id:collectionreport:20190516190941j:imagef:id:collectionreport:20190516190944j:imagef:id:collectionreport:20190516190955j:imagef:id:collectionreport:20190516190959j:imagef:id:collectionreport:20190516191006j:imagef:id:collectionreport:20190516191012j:imagef:id:collectionreport:20190516191016j:imagef:id:collectionreport:20190516191023j:imagef:id:collectionreport:20190516191027j:imagef:id:collectionreport:20190516191037j:image

ビューティフルピープルは2007年に熊切秀典氏を中心として設立されました。厳密には熊切氏を含め4人のデザインチームで製作されています。

「普通と特別の境界を乗り越える事」をコンセプトに服をデザインを行い、数々の定番品があります。

そのうちのいくつかが、よく目にするライダースやトレンチコートです。

ここ数年ではロゴバックやビニールトートも街ではよく見かけますね。

ビジネス的に上手だなと思うことは前述のロゴバックやビニールトートの比較的安価なものでブランドの知名度と資金を獲得しつつ、コレクションでは完成度の高いものを仕上げるという棲み分けです。

ブランド運営には資金繰りが非常に大切なので、そのあたりうまくやってる印象です。


さて東京でのコレクションはパリで発表されたコレクションのアップデートしさらにメンズを加えたものとなりました。

コレクションは色味のトーンはやや重たい色が多く落ち着き気味な印象です。

しかし一点一点のシルエットは相変わらず美しく、ちょっとしたデザインがにくいです。

例えばボタンの位置やカッティングの仕方、生地の切り替え方など当たり前のテクニックなのだけれど、ビューティフルピープルがやると洗練された印象になるのは不思議です。

またスタイリングも見応えがありました。

個人的に良かったのはワンピースにライダースを着せて腕をまくってるルックです。

ビューティフルピープルの女性らしさの中にあるハードさみたいなものが体現されていると思いました。

また全く気づかなかったのですが、同じアイテムが姿を変えて複数登場しているそうです。

いまでも正直分からないです。

これは秋冬のコレクションが並ぶ頃に店頭にて確認したいと思います。笑

 

今回は5年ぶりの東京でのショーとなりましたが、今後も海外で頑張ってほしいです。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/beautiful-people/tokyo/2019-20aw/