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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

Asian Fashion Meets TOKYO (Indonesia) 2019-20FW

Asian Fashion Meets Tokyo (Indonesia)は、Jakarta Fashion WeekとAmazon Fashion Weekを主催する一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構とのコラボレーション企画です。

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Danjyo Hiyoji

 

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eri

 

年々盛り上がりを見せるJakarta Fashion Weekから今回はDanjyo Hiyojiとeriという二つのブランドが東京でコレクションを発表しました。


Danjyo Hiyojiは2人のデザイナーDana Maulana(ダナ マウラナ)とLisa Masitha(リザ マシタ)が手掛けるブランド。今回のテーマは「hope」で東京オリンピックに向けた日本全体の希望をコレクションで表現しました。

コレクションで印象的だったのは体操選手をはじめスポーツ選手が大胆にプリントされた様々なピース。

年々近代化が進み国としても盛り上がりを見せるインドネシアのパワフルな面がコレクションからも見て取れます。

eriはデザイナーのErudani(エリダニ)の手掛けるブランド。オーガニックコットンやリネンを使用し、様々な場面に合わせやすいドレッシーなスタイルを提案するブランドだそう。

今回は日本の最古の古典竹取物語が着想を得てコレクションを発表しました。

美しいドレープと良質な素材、またどこか侘び寂びという日本独特の美学を感じるコレクションとなっており個人的に世界で戦える可能性を感じるものでした。

日本モチーフというとどこかステレオタイプなデザインに陥りがちですが、竹取物語という古典に着目しながらもこの完成度は驚嘆の一言です。


スポンサーがアマゾンになってから行われているこの企画。

東京がアジアのファッションのハブになるような試みだと思うので、是非今後も継続してほしいです。

これからアジア各国から面白いデザイナー、才能あるデザイナーはどんどん出てきます。そのデザイナー達が東京コレクションに進出したいと思ってもらえるよう今からタネを蒔いていかねば。。。


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https://www.wwdjapan.com/830458