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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

Ermenegildo Zegna 2020SS

本日は生地メーカーとしてもその名を馳せるゼニア社の(というかそれが本業)のプレタポルテライン、エルメネジルドゼニアです。

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ゼニア社のことを少し補足いたしますと、ゼニア社は元々生地メーカーとして創業し、1968年にプレタポルテにもエルメネジルドゼニアとして進出し、一時ZZegna(ジーゼニア)というカジュアルでスポーティなセカンドラインも展開していました。(ジーゼニアに関して現在の取り扱いは不明)

ゼニア社を語る上で欠かせないのがやはり生地です。その生地は世界的高く評価され、アルマーニエルメストムフォード、など名だたるブランドがその生地を使用しスーツなどの既製品を作るほどです。

ちなみに他に生地メーカーでいくと、ロロピアーナやダンヒル、ドーメル、カノニコなどがあります。ゼニアはその中でも生地でもプレタポルテでも成功を収める稀有なブランドです。ちなみにダンヒルは2015年に生地の自社販売を廃止しています。


コレクションはゼニア社が得意とする軽さのある生地を使用したものです。

また染色が特徴的であえてムラのある染色をすることでシンプル過ぎないコレクションに仕上がっています。

中にはパッチワークのように見える染色をしたピースも。これはオシャレです。

またスーツやジャケット中心ではありますが、カジュアルなブルゾンやコートも多数登場。

個人的にパンツのシルエットがずいぶん細身に寄ってきた気がするのですが、そろそろワイドパンツの流れが落ち着いてきた?

もちろんゼニアだけでは分からないですが。

今シーズンくらいからパンツのシルエットには注意してみていこうと思っている今日この頃です。笑

細みのシルエットの流れが今シーズンくらいから前より増える!、、、ハズ。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/ermenegildo-zegna/2020ss/