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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

ACUOD by CHANU 2019-20FW

本日はデザイナー李燦雨(CHANU)氏が手がけるアクオドバイチャヌです。

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デザイナーの李燦雨氏は東京モード学園卒業後にACUODbyCHANUを立ち上げました。ACUODbyCHANUはユニセックスモードストリートブランドを標榜しており、ブランド名のACUODはAce Creation Unisex Original Dressの略称であり、また、日本語の「同化」という文字(DOUCA)を反対に並べた造語だそうです。

また「同化」の反対語は「異化」であり、「ACUOD」はその両方の意味を持っています。


コレクションは全体を通して黒やグレーが多くデザインを施されたレザージャケットやミリタリーブルゾンなどが退廃的なパンクスタイルを演出。

またブランドのアイコンの一つであるジップを使い、それを開け閉めすることで服の様々な表情を披露。

ユニセックスブランドだけあり、色違いをメンズ、レディースで分けて着せて見せるなどブランドらしいアプローチもみてとれます。 

デザインで目につくのはポケットで、スタッズを取り付けポケットが必要以上につけられてるものもあり、よりハードな印象に仕上がっています。

あまりこういったことは言われて嬉しくはないとは思うのですが、99%isと似ていると感じてしまいました。

同じ韓国出身ということもありますし。


最近東京コレクションでは海外出身のデザイナーの参加も増えており、非常に喜ばしいことです。

東京コレクションがアジアのファッションのハブになり、そこから世界へという流れを作ることが理想かなと個人的には考えています。

それだけに先日お伝えしたアマゾンのスポンサー解消は残念でなりません。


全ルックはこちら

https://www.fashionsnap.com/collection/acuod-by-chanu/2019-20aw/