Jenny Fax 2019-20FW
デザイナー シュエ・ジェンファン（Shueh Jen-Fang）が手掛ける「ジェニーファックス。
ちなみに「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」を手がける坂部三樹朗の奥さんでもあります。
ジェニーファックスは普通の女の子が殻を破るのを後押しするような服作りを掲げております。
その言葉通り普通の女の子が思いっきり自らの殻を破ったかのような派手でかつ不思議で、でも自らの好きなものに突き進んでいくような力を感じる服が魅力の一つです。
今回のコレクションは今や世界共通語になりつつある日本の「カワイイ」を詰め込んだようなコレクション。モデルはみなカラフルなボーダータイツを履き、可愛らしい小さなケーキの小物、フリルをあしらったアイテム、女の子らしいファンシーな色使い、とにかく女の子らしいピースが満載です。
またコスプレっぽいですが、コスプレの魅力はその服を着ることで今までと違った自分になれる、自信が持てるなどが一つとしてあげられると思います。
それをジェニーファックスは今回ショーで表現していて服が持つパワーというものを感じることができるコレクションでした。
また日本独自のオタク文化というものからもインスピレーションを得ており、日本だからこそ生まれてきたのブランドであるとも言え、世界に日本のファッションが勝負を仕掛けていくにはこうした発想や着想も大事だと考えます。
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