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5大コレクションを中心としたコレクションレポートと個人的な見解を書いていきます。

WALTER VAN BEIRENDONCK 2019-20FW

ウォルター ヴァン ベイレンドンクと読みます。アントワープの6人としてその名を知る人も多いのではないでしょうか。ただ残念ながら本人はすでに関わっておらず名前が一人歩きしています。

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奇抜、まさにアヴァンギャルド

 

アントワープの6人ながら意外と知られていないので御多分に洩れずプロフィールを。

マルジェラ、ドリスヴァンノッテンらと同じくアントワープ王立芸術アカデミー卒業。

その後パリコレなどで活躍し、現在はアントワープ王立芸術アカデミーでファッションを教えているようです。

本人はすでに関わっていないようなかんじですね。

 

コレクションは奇抜。

毎年奇をてらったようなデザインですが、今回は色味が激しいためよりそのように見えます。

一点のアイテムに多すぎるほどの色味を使い、コレクションの後半になるにつれ服という形から逸脱していきます。もはや服というより現代アートという方が正しいという気すら起きてきます。近いものをあげるとしたらトムブラウンのコレクションラインをカラフルにした感じ?

とにかくこれぞアヴァンギャルドといった感じです。

またとなくなんとなくではありますが、モデルへの顔のプリントや、素材使い、ネックレスなどの小物などから少し民族的な雰囲気も漂っていた気がします。

見ていて個人的には楽しいですが、これ商業的にはどうなんでしょう、なんて少し心配になりました。

あとデザイナーはどんな人かも気になりましたね。

 


全ルックはこちら

https://www.vogue.co.jp/collection/brand/WalterVanBeirendonck/20aw-mens/runway