Berluti 2019-20FW
デザイナーにクリスヴァンアッシュが就任し、注目を集めるBerluti。そのファーストコレクションがパリにて発表されました。
クリスヴァンアッシュらしいモードっぽさもありますが
ストリート要素も多めです
Berlutiが生み出したパティーヌ製法にオマージュを捧げたレザーコレクションも
Berluti自体プレタポルテのイメージがなく調べてみると参入は2011年からなんですね。
そういった意味ではブランドとして歴史はあるけど、洋服のブランドとしてはこれからなわけです。
その歴史を作っていく上でクリスヴァンアッシュは非常に良い選択と個人的には考えています。
エディスリマンと共にディオールオムの立ち上げに関わり、その後のディオールオムを引っ張ってきクリスヴァンアッシュであれば、名実ともに申し分ないでしょう。
さてコレクションの第一印象ですが、割と遊びを聞かせてきたなと。
カラーも思ってたよりも鮮やかな色も多く、ストリートテイストのアイテムも散見されました。
もう少しモードっぽく仕上げてくると思っていたので予想外でした。
ただBerlutiに代表されるパティーヌ製法(革の染色技法で、何度も色を重ねて独特の色ムラを作る製法)を彷彿とさせる鮮やかな色ムラのあるレザーコートなどしっかりブランドアイデンティティも含まれています。
ファーストコレクションなので、クリスヴァンアッシュも若干探り探りな感じはありますが、Berlutiらしさもありつつ自身の色も出すという点で今回は良いバランス感であったと思います。
評価に関してはもう少し見守る必要があるかなと思います。
これからに期待ですね!
全ルックはこちら
https://www.fashionsnap.com/collection/berluti/2019-20aw/
ではでは